最近うまいもん食ってない

という話をしていた流れで、Iさんと近所のスーパーに初鰹のたたきを買いに行く。スーパーは既に閉店間際でたたきはなかった。しょうがないので近くのファミレスで飯を食う。4月から早稲田のセンセイになってしまうIさんといろいろ話せるのも最後のチャンスと思い、そこで結局二時間だべる。話をまとめると生命にまつわる科学史がやりたいらしい。最初は趣味としてやるのだと思って聞いていたらかなり本気モードだ。ラボの一つの研究の柱にするとのこと。ホメオスターシスサイバネティクス、一般システム論、複雑系、システムバイオロジーと何度も繰り返される生命をシステムとしてとらえる試みは、当時の社会情勢が悪くなったときに始まりやすい、という論は聞いていて面白かった。確かにそうかもしれない。