M先生は僕の卒論の指導教官だった。
伊那署は２日、南アルプス・甲斐駒ケ岳（２９６７メートル）で発見された遺体が、神奈川県三浦市、元東京工大大学院理工学研究科教授、松井幸雄さん（当時５６歳）であると確認した。
調べでは、松井さんは昨年９月１９日、１泊２日の予定で単独で駒ケ岳に入山。同日夕に「頂上にいる」と家族にメールを送った後、連絡が取れなくなっていた。
先月２６日、駒ケ岳中腹の沢付近で登山者が遺体を発見。２７日に県警ヘリコプターが収容し、身元確認を進めていた。【江連能弘】
毎日新聞 2006年6月3日
お悔やみを申し上げます。相当不出来な弟子でしたが、技術者とは何たるかを背中で見せてくれる先生でした。でもごめんなさい、先生。今じゃ生物時計なんてやってます。
