真理の死

あの乱数発生器メルセンヌツイスターを開発した松本眞さんのテキスト
「リンゴが落ちたって、万有引力は発見できないさ」-- 今の学問、社会のニーズに惑わされてない?
が素晴らしい。ニュートンの価値というものをどれだけ語れるか?というのは、その人が信頼にたる科学者かどうか測る一つのテストになると思う。物理を毛嫌いするある一定の分野の方々に是非読ませたい。さしあたって、今日ラボの誰かに読ませよう。*1


僕たちの社会は、「真理」を知りたいという心を失ったように見えます。
むしろ、「真理」そのものが、実は存在しないものだったのだ。
昔の人がばかだったから、そんなものがあると思っていたのだ。
われわれ現代人はもっといろいろわかったから、
「真理」なんて存在しないことがわかったのだ。

*1:Tさんに読ませることに成功